「スマイル0円」が復活

日本マクドナルドが21日、セットメニューの刷新を柱とした新たな販売戦略を発表した。画一的なメニューが飽きられたことも客離れにつながったという反省を踏まえ、25日からセットのサイドメニューをサラダやチキンナゲットなど4種類から選べるようにし、選択肢を広げるそうだ。野菜を使ったメニューも用意し、来店頻度が減っている家族や女性客などの集客に向けてテコ入れを図り、売り上げ減に歯止めをかけたい考えだ。
これまで主力のセットメニュー「バリューセット」ではサイドメニューはポテト中心だったが、25日からは追加料金なしで4種類の中から来店客が選べるようにするという。これによってハンバーガーとサイドメニュー、飲み物の組み合わせは1000通り以上になるそうだ。セットメニューの価格は「商品の単品価格+300円」に統一するとのこと。
女性や家族で来店する顧客のニーズに応じ、野菜を使ったメニューを拡充する。野菜を練りこんだ鶏肉パティを使った「ベジタブルチキンバーガー」や、朝食用のメニューとして「ベジタブルチキンマフィン」をレギュラー化。子供向けにも野菜を練りこんだ鶏肉パティを使った「モグモグマック」を投入するそうだ。
また25日からは、かつてはメニューボードに合ったものの2000年代前半に消え始めたという「スマイル0円」の表示を復活させるそうだ。全店舗で全時間に表示することで、従業員に「笑顔があふれる店づくり」という原点への回帰を促し、集客の回復につなげたい考えだ。必要なことを初心に帰って見直すことで集客の回復を図る日本マクドナルド。ファーストフード業界も生き残りに必死なのだな。