欧州最古の木製義足

オーストリアの考古学者チームは、1500年前の人骨の左脚先から見つかった鉄製の輪、木や皮の残骸が、欧州最古の義足の可能性が高いと発表した。
この遺骨の左脚は、足首から先を手術で切断したとみられ、考古学者チームは、「感染症のことだけを考えてもリスクは極めて高い。実に高度な医療技術の存在を示している。何しろこれは6世紀の話だ」と話したという。
人骨は、スロベニアとの国境に近いオーストリア南部ヘンマベルクの墓で2013年に発掘されたもの。476年の西ローマ帝国滅亡後、現在のフランス、ドイツ、イタリア一帯に暮らした高位の人物だと考えられている。
考古学者は「義足とともに少なくとも2年は生きていたとみられる。歩くのに不都合はなかったはずだ」と推測している。
あのころの義足といえば、イメージは某海賊映画の船長のようなイメージがあるが、実際はどのようなものだったのだろう。